ファスナー使いで65cm丈でも着ていただけます。
1.6Kgに仕上がりました。
ファスナーをはずして65cm丈
オリジナルは縦使い93cm丈。2.1Kgありました。
このコートの面積を測ります。
この数値をエクセルで作った面積表(LTS)に写します。
左側がオリジナルコーの数値、右側が新しいデザインの数値と入れて
不足面積を確認します。
デザイン画
ファスナーの位置はあまり下(70以下)だと、ファスナーのカーブがどうしても円状になるので、BCの丸くフレアーが出てしまう。
比較的上の方(着丈で50~60位)がコートのフレアーに影響が少ない。
仮縫い後、オリジナルコートを分解して、ストライプの配置(シフト)をします。
身頃のパタンとストライプ
一般に元左身頃を下段から順に使ってゆくといい。
ウエストライン以上のアームホール下部分のストライプは袖を使ってもいい。
脇下でのハギになりますが、毛合わせは、脇下の為、あまり目立ちません。
袖のパタンと原皮シフト
レットを補正して、ストライプを縫い合わせます。
トップの部分のカーブつけにレットアウトの高度な技術が必要です。