お母様の着ていた黄八丈が懐かしくて裏地に使いました。
着丈ツメに伴い、ボタン位置、ポケット位置も変更します。
リバーシブルでしたが、今回はリバーシブルにはお召しにならないということで 見返しをつけることにしました。
作業図
実際のトワールの仮縫いでは着丈は4cm伸びました。
仮縫い後のマーキング
裏地にする黄八丈
シルクタフタのような素材
縦方向、横方向とも伸びがありません。
よってキセをBC2cm、脇1cm、袖下1cmいれます。
また和装着物なので生地幅は33cm
一部はぎ合わせが必要です。また縞模様をうまく合わせたいと思います。
地ノシをして長形のマス目が合うように地の目を揃えます。
プレスしてその後、布をカットします。
毛皮側に、黄八丈側に別々にゴムシェアリングします。
黒ゴムはミンクコート用
白メッシュ・ゴムテープは黄八丈用
平ミシンで裏側よりタタキます。
中のゴムひもを引っ張るとシェアリングになるタイプですが、
当て布の厚みが黄八丈に合わなので今回は止めます。
黄八丈は地ノシをして縫い合わせました。