新規にセーブルのオーダーがありました

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ロシアンセーブルの110丈
斜め使い、テーラード・カラー

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サンプルデザインとデザイン画

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原皮

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あご下のスポットが問題になる場合があります。

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これをさける場合、また斜め使いの為三角に上下がカットされることも考慮して、
原皮の面積を50平方センチ少なめに設定します。

この場合550-50=500SKSとします。

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パタン

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仕様図

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半裁仕様で斜め使い
脇で頭合わせ

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肩とアームホールの身頃と袖山線の毛合わせに注意を払います。
袖Bよりに斜めなので、袖も前身も頭側が縫い会わされることになります。
後ろ袖山線は原皮のサイドと後ろ身頃は頭側が縫い合わされることになります。
このコートでは後身頃の#B15,#b14の原皮の頭部分の毛足を合わせるため、ストライプを尻側を3cm程ずらしています。
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見積もり

価格を見積もるのに数値が必要です。
最低必要な数値は

お客様関係では①バスト、②腕丈

デザイン関係では、①着丈、②裾周り、③袖丈

ご希望のデザインのサンプルや写真から、総面積(PTS)出すために必要な数値を推察して導入して

使用枚数を出します。

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 このコートではPTS:21548平方センチ
PTS÷一枚の原皮面積(SKS)=必要枚数
このコートではおおよそ21548/500=43.1枚となりますが、各パーツごとに計算すると
 身頃30、袖10、カラーと見返し5枚=45枚と補正されます。

A:必要枚数*原皮1枚の値段=原皮代

B:総面積(PTS)÷各作業セクションの時間当たり作業面積(WSPH)=作業時間
パタン作業などWSPHは2000平方センチくらいです。
このコートでは21548/2000=10.8時間
裏たち、付けは3000~5000平方センチくらいです。
このコートでは裏たち:21548/5000=4.4時間、裏付け:21548/3000=7.2時間
原皮作業が加工手法によって一番作業時間が変化します。150平方センチ~3000平方センチ
このコートでは21548/400=53.9時間

C:資材代(中芯、器具、裏地代)

A+B+C=お値段が出ることになります。

オーダーの場合販売時間をみる必要がありません。

何日、何年も売れないものは、その分、販売作業時間を見なくてはなりません。
(売る人ものにもこの面積分の作業をしていることになるのです。)

だからオーダーで作る方がお得なのです。
仮縫い後、パタンを修正して正確な決定見積もりをします。
(このシートでは金額が出ないようにしております。)

PTSアモン決定

 

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