和装のようなドルマンスリーブに直されたらかえって袖が上がらず着にくくなったというお客様

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パーツ分解して、パタンをとり普通のつけ袖に直しました。
元のコートをトワールに写して、ボデー(人台、トルソー)で立体裁断で補正します。それをパタンに写して、原皮の補正を行います。
MRコイズミーダークH-f

元はセミラグラン風の袖付けに身幅を出しアームホールを下げドルマン袖に直してありました。
MRコイズミ(ダークH)  img064

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トワールに移して、フィティグして、修正パタンを取ります。
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最初に直された方は、和装のように直線的なマチを入れたのだと思います。
和服はすべて直線で縫い合わされ、後のリフォームをしやすいように縫製されています。
毛皮のパタンにこの考え(直線断ち)を持ち込むことは危険です。なぜならば毛皮は素材として厚みがあり、あまり分がガバっとしてしまい、小じわになりません。テープなどを入れて柔らかくする、パンチングして柔らかくするなどのテクニックを加えて、素材を変化させておく必要があります。パタンはダーツなど取りフィットさせる方が好ましいと思います。

 

 

 

 

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