この夏ポーランドを旅しました。
クラクフの旧市街の毛皮店のセーブルは素敵にディスプレーされていました。
広場の織物博物館内のアーケードにはムートンなど
カジミール地区(旧ユダヤ人街、現在ユダヤ人はほとんどいないそうです)はそれなりに
ワルシャワの旧市街路上で銀狐のテールを売ってました。
アウシュビッツでビルケナウの列車ポイントの側から小石を拾ってきました。
このすこし先で、アンネ達も下ろされた。
120cmのバーをくぐれたものは子供としてそのままガス室へ
戦争は私たちの日常の情愛や感情、同情などを、どんどん剥ぎ取ってゆく。
理性と思われる思考だけで、120cmという数値だけで、人間を抹殺してゆく。私たちの世界も数値だけで格差をつけてゆくことは、私の中にもアウシュビッツにつながってゆくものがある、と思った。
この小石を握り締め、自分を確認したいと思った。