ニューヨーク、トウキョウ、香港とご活躍のお客様で
縦使いのダークミンクコートを、横使いに。
ファスナーでツーウェイに活用できます。
115cmロングと65cmショート
オリジナルは2.6KG 袖にデザインがありました。
分解すると以下のようになりますが、右のようにつなぎ合わせることができます。
身頃はいつものように横使いに、幅を調整します。
各ストライプの上部で表カラーをとります。
パタンに合わせて各ストライプを縫い合わせます。
毛皮は必ず連続性を待たせて、縫製してあります。
今回の袖のように、横に3段ギャザーを入れて作られてあっても、
連続する原皮を見つけることは、そんなに大変なことではありません。
「できません」と言わず、これだけの縫製技術を使って仕上げたオリジナルコートを、毛皮だからリメイクできるのです。
私は安直なリメイクをみるととても残念に思います。
お客様はたっぷりしたヘチマ襟(ショールカラー)をご希望で、参考写真をお持ちいただきました。