チンチラシートのヤブレ直し

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CIMG9181チンチラは大変弱い素材です。特にベリー(お腹側)が弱い
この部分が白いので、カットしてしまうとチンチラの白・黒のコントラストがなくなってしまう。

今回の修理もほとんどが、ベリー部分のクラッシュでした。

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糸目は大きめに

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紙を置いてステイプルを打ちます。

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複雑に切れている場合、新しい原皮をパッチするか、1枚まるごと取り替えるということになります。

チンチラの縫製状の注意事項

①ミシン油がつかないように、ミシン本体や周りを拭いておく

毛に油がつくと毛足が寄ってしまう

②糸調子           ゆるく

③糸目    大きく(5個くらい/1cm)

④皿おさえ       ゆるく

(きついと押さえ金ディスクの跡が皮につく、破れの原因になる))

⑤糸きり           皮を破ってしまうので注意、 (ピックで切らないで、こばさみ等で)

⑥水張り

ステイプルを直接皮に打たないで、当て紙を敷いてその上から打つ

(ステイプルをはずしやすい)

最初の水張りの際、背側を伸ばして、腹側は伸ばさないようにする

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接着芯で補強する場合は、接着ノリに注意(強度過ぎると皮wお痛める)
アイロン接着芯を使う場合は低温接着のドット状のものがいいが、できるだけ避けたほうがいい。(アイロンが熱過ぎると皮を痛める)

チンチラの柔らかさと風合を残すためには、
ベリーの縫い合わせ部分のみに接着布テープを使うのがいいと思う。

毛皮ミシンで縫い合わせできないい場合

3mmの手縫い

縫い目をカットして5mmテープを張る

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手縫い

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さらに上から5cm幅カナキン布接着

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毛面よりヤブレを探すのに、エアーコンプレッサーを使います。
皮面を既に接着芯が張ってあるため、皮面よりヤブレを探すことができません。

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