横使い(PA加工)でファスナーで着丈調整
ファスナーを外して、ショートに
オリジナル
ナチュラルダークがだんだん濃くなっく、やがてブラックグラマやスカンブラックになる手前の時期の上品なダークミンク
デザイン画
ハーフコートとスヌードを作ります。
仮縫いの時、ウエストをシェイプすることになりました。
トワールでは、縦方向につまみますが、パタンは横使いに直すとストライプが交差して、複雑になります。
トワールを製図用紙に移します。
原皮の幅に合わせて、ストライプのラインを入れます。
オリジナルコートの元のストライプは一般に頭側が狭く、裾側(尻側)が幅広になっています。
その中間あたり(アベリッジ)を新しいストライプ幅にすれば、原皮を無駄なく使えます。
横にダーツを繋ぎます。
分解して、ストライプをパタンに合わせて、縫い直します。
身頃
下部
袖
残皮でスヌード
further information
ブラックミンクという「種」はありません。ダークミンクの黒手をブラックグラマとかスカンブラックと呼んでいます。
黒はどの業者も挑戦して、より黒い色をだそうとミューテーション(交配)を続けてきました。
染色で黒にしてしまう方法があります。ジェットブラック、ウルトラブラックなどと染色業者が付けた名前ですので、皮面まで黒に染まっています。
中間的な染色(レインフォース)もあります。綿毛だけを黒に染めるわけです。皮面は少し黒くなります。