毛皮ミシンで毛皮を縫う時や糸目をほどす時つかうピック
東洋の魔女たちが、大松博文監督のもと、回転レシーブを完成させた体育館の床材から作りました。
20年ほど前、体育館が解体されることになり、ニチボウ貝塚工場は、その床材を小さな角材にして、
縁故のある、元選手に配った。
私は、ラッキーなことに、辺見千里さん(中村高校から足利を経て初代日紡貝塚キャプテン)、松村勝美さん(ミュンヘンオリンピックキャプテン)から頂いた。
毛皮の縫製で必要なピック(千枚通しのようなもの)を業者に作ってもらい、会社の全員に渡した。
どういうわけか、今まで無くさずに、金具部分もそのまま、今も使っている。
少し作業がきつくなった時、この木(桜の木)を見て、彼女たちの顔を思い出し、
「みんなの練習の汗が染みこんでいるのだ」と思い、気を引き締めなおして、作業をつづけてる。
回転レシーブの猛練習
皆さんのその後の姿
蘇州にて(松村芳子、河西昌枝、宮本恵美子、谷田絹子、半田百合子、磯部サダ)
釣魚台にて(河西、松村、増尾光江、磯部)
バレーボールの集いにて(松村、谷田、宮本)
パリオリンピックに備えて(半田、松村、松村勝美、篠崎洋子)
ただバレーボールが好き、で作った詩
バレーボール
パス 私の願い 空の高見に はじき上げ
トス 密かな愛のメッセイジ
レシーブ 尽きぬボールへの愛着
サーブ 波打つ祈りの奇跡
スパイク しなやかな一瞬の閃光(せんこう)
ブロック 冴えた予知の証(あかし)
フェイント 鮮やかな時の喪失