ダークミンクを横使い、ファスナー・ハーフに

kato-dk-ps-fn-h-f

横使い(PA加工)でファスナーで着丈調整

kato-dk-ps-fn-h-f

 

CIMG7444

 

ファスナーを外して、ショートに

CIMG7449

 

CIMG7448

 

オリジナル

ナチュラルダークがだんだん濃くなっく、やがてブラックグラマやスカンブラックになる手前の時期の上品なダークミンク

CIMG7054

 デザイン画

ハーフコートとスヌードを作ります。

IMG_20160915_0001

仮縫いの時、ウエストをシェイプすることになりました。

CIMG7210

トワールでは、縦方向につまみますが、パタンは横使いに直すとストライプが交差して、複雑になります。
トワールを製図用紙に移します。

原皮の幅に合わせて、ストライプのラインを入れます。
オリジナルコートの元のストライプは一般に頭側が狭く、裾側(尻側)が幅広になっています。
その中間あたり(アベリッジ)を新しいストライプ幅にすれば、原皮を無駄なく使えます。

CIMG7199

横にダーツを繋ぎます。

CIMG7208

 

分解して、ストライプをパタンに合わせて、縫い直します。

身頃

CIMG7209上部

CIMG7284

下部

CIMG7280

 

CIMG7203

 

CIMG7278

 

残皮でスヌード

CIMG7215

 

CIMG7453

 

CIMG7451

 

further information

ブラックミンクという「種」はありません。ダークミンクの黒手をブラックグラマとかスカンブラックと呼んでいます。

黒はどの業者も挑戦して、より黒い色をだそうとミューテーション(交配)を続けてきました。

染色で黒にしてしまう方法があります。ジェットブラック、ウルトラブラックなどと染色業者が付けた名前ですので、皮面まで黒に染まっています。

中間的な染色(レインフォース)もあります。綿毛だけを黒に染めるわけです。皮面は少し黒くなります。

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です