デザイン、サイズはそのままに刈り毛(シェアード)しました。
オリジナルは1.45Kgでしたが、0.98Kgになりました。
オリジナル
分解してパタンをとります。
トワールでパタンを確認します。
一度水張りして、刈り毛に出します。
刈毛作業の時、角がカットされてしまうことがあるので、
カナキン接着布(3cm幅5cm長さ位)を角になる部分(肩先、前端裾など)に
張っておく必要があります。
毛足は6mmで綿毛の色が出てくるので、明るい色になります。
シェアード後パタンに合わせてもう一度水張りして、型入れして組み立てます。
たいへん素晴らしい素材で、メスの2サイズ、色合わせも完璧、レットアウトもキレイで、
パタンもF2サイズの毛皮用に修正され、毛皮を知り尽くした方が作られたと思います。
ストライプ間に革テープを入れず、将来リメイクされることを念頭に入れて作られたと思います。
こうした作業をされた方が過去にたくさんいたと思われます。
私もその職人たちの意思をつないで、作業しました。