あけましておめでとうございます

DM2020新年

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昨年中はお世話になりました。
遅れ気味のお仕事も、皆さま我慢強く待っていただき、ありがとうございました。
まだ、納品遅れのお品物を、年末・年始を返上して作業しております。ご容赦ください。(すみません)

世の中全体が、リアルなものから、架空のもの、フェイクなもので代用するコピー時代が進行しています。
ところがフェイクな物ほど見せかけをリアルな物に近づけて、商品価値をあげようとするのは不思議ですね。
音楽CDも、電子楽器もよりリアルな音に近づいたと売り込んでいます。(でも倍音の構造が違います。)
(そういう私も次々と17機種の電子楽器をかいこんできました。)
一方私は仕事でもう53年もリアルな物だけを扱ってきました。お客様も実態のある素材です。
既製品のように架空な消費者を設定して、クラシカルとかカジュアルとかテイストを肉付けして製品を作る、
というより、完全に実態のあるお客様の好みをお聞きして、そのイメージに近づけるよう、毛皮と相談しながら技術を駆使しなけばなりません。これが結構楽しくて、やめられません。
毛皮を見てしまうと、もうやりたくてうずうずしてしまうのです。
レモンや梅干しをイメージしただけで唾液がでるようなものです。

今年はギリシャのカストリア(ギリシャ北部)に行ってみようと計画しております。
毛皮産業の発祥の地の一つです。

CIMG1637カストリア産のセーブル・ポーのプレートから作られたハーフコート
世界中のピースがカストリアに集められます。
それそれ家内工業的にお得意のピースでプレートを作ります。

 

 

昔、カストリア出身のハシオテス兄弟がタカモトに入社して、一緒に仕事をしたことがありました。
彼らは、「ギリシャ文明は近代世界文明の源になった」と誇りを持っておりました。
確かに「科学」と呼ばれるものは古代ギリシャからイスラムをへて、イタリアのルネッサンスで開花しました。

私ももうすこし、頑張ってみようと思います。
どうぞ今年もよろしくお付き合いください。

アラン工房

2020-1-1

PSP

年賀状はすっかり遅れてしまいました。取り上げた写真は
大いに心動かされたもの、
新しく認識し直したもの、
新しく制作のアイデアのヒントを得たもの、
少し苦労したものなど印象に残った製品です。

バラの歌

百万本のバラ(エストニア)信じてくれますか・・・・
バラが咲いた(マイクまき)バラが咲いた・・・
バラ色の人生(シャンソン)心まどわす・・・
五月のバラ(尾崎キヨヒコ)忘れないで・・・
バラはあこがれ(ジルベール ベコー)永久の誓いに そむいた心は・・・
白いバラ(フィンランド)若者が夜明け森で・・・
夏の名残のバラ(アイルランド)庭の千草も・・・
のばら(ウエルナー)わらべは見たり・・・

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